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期間:2006年8月9日(水)〜8月16日(水)
憧れのスロヴェニア&クロアチアを訪れて8日間の旅

「石の花に見える。けれど石の花じゃない。それは花に見ているのは僕たちのまなざしなんだ」


私がスロヴェニアに行ってみたいと思ったのは旧ユーゴが舞台の漫画『石の花』を読んでからでした。冒頭のセリフは漫画の中で、子どもたちがポストイナ鍾乳洞へ訪れたときに先生が言った言葉。私も「石の花」を見てみたかった。漫画の舞台になったところへ行って、何か感じとりたい、そう思ったのでした。

ポストイナ鍾乳洞へ行ったのは2日目。その日はブレッド湖を訪れてからのポストイナで、あまりの観光客の多さにまず圧倒されました。並ぶのにまず一苦労。そしてトロッコへ乗るのですが・・・。

 
 

日本みたいに順番に乗るなんて関係ない。まるでイス取りゲームかなんかのように早い者勝ちでトロッコへ乗らなければならないのです。そしてトロッコのスピードが思ったより速いこと。なのに柵も安全バーもナシ。そのテキトーさにこの国の大らかさ(?)を感じ、思わず笑ってしまいました。

   
 
 

鍾乳洞の中は大小さまざまな形の石筍、石柱が見られ、とても神秘的で息をのむほどの美しさでした。まるで人が寄り集まって何か話し合いをしているようなもの、「スパゲッティ」と呼ばれるような繊細な出で立ちのもの、含む成分によって色、形も全く違う。

   
       

私たちは英語のガイドで回ったのですが、他に伊語、独語、スロヴェニア語(仏語もあったかな?)のガイドツアーがありました。世界各国から訪れる人々はどのように感じたのでしょうか・・・。


鍾乳洞の外はとても暑かったですが、中は8度。長袖ジャケットは必須でした。「コンサートホール」と呼ばれる空間では、音響効果が抜群で、演奏会のようなものが催されることもあるとのことでしたが、楽器はどうやって持ってくるんだろう・・・。


漫画の時代背景は第二次大戦、戦中戦後でしたが、時代を超えて私のまなざしに見た「石の花」たちは自然の偉大さを感じさせると同時に、守っていかなければならないものであると思いました。多くの人が見て、何か感じとってほしい所であると思います。

 
 

この旅行でもう一つの目玉は何と言ってもクロアチア・ドブロヴニクでしょう。こちらもさすが海沿いの街なだけに各国からの観光客でいっぱいでした。ホテルが海から近く、3日間泳ぐことができ、ドブロヴニクを満喫できるポイントとなったと思います。料理もシーフードが美味しく、ボリュームは満点でしたが、ハズレは一つもありませんでした。

   
       

天候があまり良くなく、旧市街をそぞろ歩きする際は、傘を差すことになりましたが、街ゆく人々の顔に曇りはなく、むしろそれを楽しんでいるかのようでした。城壁から見下ろす景色は圧巻で、こんな街が10年ほど前まで紛争下にあったなんて信じられないくらいでした。旧市街の、とある建物内には紛争で亡くなった方々の写真が並べられており、ただただご冥福をお祈りするばかりでした。また、銃弾の痕もところどころ垣間見られ、それでもドブロヴニクの人々はそこで生活を送っている。プラツァ通りから脇道に入り、階段を上がっていくと、所狭しと干された洗濯物。それさえも街にとけ込んでいて一つの景色となり、映りました。

 
   

私は動物好きなので、海辺で見かけた猫たちの人懐っこさも大変微笑ましく、ドブロヴニクの人々と同じように温かさを感じました。

今度行くなら、天気が良い時に。また訪れたい街No.1です!

 
       
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