エメラルド海岸で有名なサルディーニャ プライベート視察レポート

by PPJスタッフ 米澤里佳子

ローマの手配先に短期出張に訪れた際に、エメラルド海岸で有名なサルディーニャへ足を伸ばしました。
ヨーロッパでも1位・2位を争う海の美しさを誇るイタリア・サルディーニャ地方。
これからの夏に向けて、ぜひサルディーニャをヴァカンス候補にあげてみてはいかがでしょうか。
そのときの様子を簡単にレポート致します。

1日目

ローマから離陸する私が使用した航空会社は、ライアンエアー。
サルディニア・アルゲロ空港までローマと繋がっているのは、この航空会社のみ。
座席は全席自由で、飲み物・軽食は機内販売のしくみになっています。
わたしは、インターネットを利用して購入。希望のフライトを選択してクレジットカード決済です。
購入後メールで予約番号が送られ、チェックインはその番号とパスポートがあれば
航空保険料以外に、別途保険加入を義務付けられており、実際のチケット代金とTAX、保険料を含めると、
予想以上にかかることを考慮すべし。航空券代金は、週末がかかると跳ね上がります。

サルディニア・アルゲロ空港着。
恐ろしく小さな空港です。到着時には、飛行機が見当たらないほどです。
実際自分が乗ってきたライアンエアーの機材のみ。飛行機から降り、歩いて建物へ。
1日に到着する便は計6本、ハイシーズンにはチャーター機などが乗り入れます。
アルゲロに関しては、主な旅行者は圧倒的にイギリス人だそうです。

到着後、手配先の“SANDALIA AUTONOLEGGIO”アウグストさんがお出迎えをしてくれました。
着くやいなや、日が暮れないうちにと、この地域で一番美しいビーチと呼ばれているINSTINOへ。
空港から北へ約40分のところにあり、納得のこれぞサルディニアのビーチと言わんばかりの
素晴らしいビーチと夕日を眺めながら、カンパリで乾杯。

その後、宿泊予定の4星ホテル”HOTEL RINA“へ。
このホテルは全室シャワーオンリーで、バルコニー付。野外プールがあり、朝食はコンチ・ビュッフェ。
部屋は広く、清潔感はあるが、4星のクラス的には低い方です。
市内中心からは1.5KMのところにあり、リドと呼ばれるシーズン契約のアパートが立ち並ぶ地域にあります。
ビーチまでは徒歩3分のところにあり、ビーチ中心の滞在を考える場合には、ほど良いロケーションです。
HB(朝食・夕食込)の予約だったので、レストランにて夕食。
席には、名前のカードが置かれ、宿泊日程が記載されています。
ビュッフェの前菜を含めた3コース・ディナー。好きな組み合わせを選ぶことが可能です。
飲み物は滞在期間中、水やワインなどボトルキープされます。

インスティーノのビーチ ホテル・リナの客室

夕食後は、夜のアルゲロ市内観光。
アルゲロの市内は小さなバルセロナと称され、とても歩きやすく程よい大きさです。
目印はスペイン征服時代の3つの塔です。
この塔を基点に街が構成され、港町ならではの雰囲気とかわいらしいお店が立ちならんでいます。
アルゲロの地域はスペイン色が強く、話す言語も、サルディニア方言のイタリア語と、スペイン語が話されています。
物価も安く、治安もいいので、買い物しやすく、カラフルでとてもかわいいものが揃っています。
それに、港を眺めながらのカフェやレストランの雰囲気もなかなかです。

2日目

カポカッチャ ネプチューンの洞窟入り口

アウグストさんがアルゲロから北に位置するカポカッチャを案内してくれました。
ここには、ネプチューンの洞窟があり、アルゲロから約1時間船に乗って洞窟へ。
この日はあいにく時間の関係上洞窟には行けませんでしたが、
洞窟といっても青の洞窟とは違い、日本で言う鍾乳洞にあたります。
実質所要時間は3時間になり、とても神秘的な洞窟の中を歩いて見て回るのに1時間かかります。
入場料は10ユーロです。船以外にも、車で行って崖から階段を降りていく方法もあります。
カポとはイタリア語で岬という意味にあたります。
このカッチャ岬までの間にも、素晴らしいビーチがいくつも顔を見せます。
行く途中には、ベネチア人が移民してきて、たくさん住んでいる町もあり、
ベネチア方言のイタリア語も使われています。
ここでは、ベネチアングラスの技術を伝道し、有名なガラス工房もあり、世界に向けて輸出もされています。

その後、アウグストさんが結婚式の聖歌隊として参加するのを見学しました。
ベーシックなサルディニアの静粛な雰囲気の結婚式に出席し、
典型的なコスチュームを身にまとったアウグストさん達の歌声が教会を包み、不思議な感情を抱きました。
貴重な体験です。

午後からはアルゲロから南へ案内してもらいました。
とにかくどこの海岸線のビーチも目を見張るような綺麗さで、ハズレのビーチはありません。
ヌラーゲと呼ばれる古いスペイン占領時代のお城の見学をし、ボサという小さな町を廻りました。

この日は嵐のような雨風の残念な日でしたが、
当初から予定されていた今年の夏の締めくくりのお祭りがかろうじて開催されました。
夜には花火が空の色を染め、ベランダでビールを飲みながら、アルゲロ最後の夜を堪能しました。

3日目

アルゲロからコスタ・デ・エメラルドへ移動しました。
山間の道を抜け、途中ビザンチン様式の教会などの見学を織り交ぜながら、西へ。
アルゲロからコスタ・デ・エメラルドまでは、車で約2時間半の道のりです。
オリビアからホテルのあるポルトチェルボまでは約40分。いよいよ憧れのリゾート地コスタ・デ・エメラルドへ。
アルゲロ周辺の素朴な雰囲気とはだいぶ異なり、
アメリカ人がいかにも好みそうなリゾート地へようこそという感じが漂っています。
道路も綺麗に整備され、ここがイタリアの国だと思えない雰囲気に包まれています。

宿泊は、ルチ・ディ・ラ・ムンタグナホテル。
ホテルは予想以上に良く、ポルトチェルボの港が窓一面に広っています。
下にはプール、左端には白い教会、ベランダに座りながら、リゾート気分を一新に吹き込まれた感じがしました。

ホテルから見える港 ホテル・ルチの外観 部屋から見えるプール

いざ、ポルトチェルボの街へ!
高価なブランドショップが立ち並び、一瞬モナコを思い出される感じでした。
余談ですが、ホテルのレセプションで紹介してもらった「至って普通の」レストラン・・・。
驚いたことに、ペルカトーレと水、コーヒーでサービス料込み25ユーロでした。
アルゲロのランチの平均が10ユーロなことに比べると、恐ろしく物価が高いことに気づきました。

海の幸いっぱいのパスタ ポルトチェルボの街並み

ランチ後、コスタ・デ・エメラルドツアーへ。
厳密に言うとコスタ・デ・エメラルドはポルトチェルボを中心に、
ポルトロトンド、バイヤサルディニア、ゴルフォアランチまでぐらいを総称して呼びます。
それぞれに特徴があり、リゾート気分を味わえます。

バイヤサルディニアの街並み ポルトロトンド

4日目

今日、目指すはポルト・サンタテレサへ。
ここから1日3本2社のジェットフォイル会社からボニファッチョ(コルシカ島)行きの船が出ています。
所要時間は約50分。船は500人乗りです。この日の海は大荒れで、
船の中の椅子もテーブルも動いてしまうくらいの揺れで、3分の一の人が気分を悪くして、戻していました。
こんな光景を見るのは初めてなほどでしたが、普段はこんなことはないようです。至って穏やかです。
船を下りて、急な階段を上ったところに門があり、ツーリスト・インフォがあります。
この階段を上がるのが無理な場合には、港から約10分歩いたところから電気自動車の汽車が走っています。
ここボニファッチョでの公用語はもちろんフランス領なので、フランス語ですが、イタリア語も同様に使われています。

そして、お馴染みのナポレオンが流された島でもあるためゆかりの地として家などがあり、
観光としても見所があります。街は小さく歩きやすいです。そして何と言っても景色がよく、
イタリアとまた印象が違った感じでかわいらしい街です。ボニファッチョから帰った後、
アウグストさんにバイアサルディニアの町の案内をしてもらいました。
ポルトチェルボに比べて庶民的な感じで、ホテルもお手ごろ、町に並ぶお店もお手ごろで、
ビーチが町の中心にあり、ちょっとした滞在にはかなりお勧めな町といったところです。

コルシカ港 ↑   コルシカの街並み ↓

5日目

天気が良ければ、マダレナ諸島のクルーズで泳ぎ三昧の1日を送ろうと思っていましたが、
この日はあいにく風が強く、少し寒いので、船は欠航になってしまいました。
そのため、急遽予定を変更し、今日は、内陸のヌオロという町へ。
オリビアから約2時間の距離にあり、伝統的なお祭りがあります。
それにちなんだ民族博物館にまず行きました。
バスが入れないため、ここでも電気自動車の汽車に乗り換えて、約7分ほどのところにありました。
数々の民族衣装などが展示され、特に服飾の勉強をしている人にはかなり興味のそそられるようなものが
いっぱい展示されてありました。その後、オルゴソロの町へ。
ここは全く情報なく訪れた町でしたが、なんてことのない町かと思いきや、
家々の壁にたくさんの絵が描かれていてどれも風刺画です。

オルゴソロの壁絵
戦争やテロに反対した絵、
平和を願う絵など様々。
そして、どの絵にも、
コメントが入っています。

例えば、『もうヒローはいらない。』これは社会に対して。
今までは戦争で数々の英雄の名を残してきたが、もう必要ない。という意味だったりします。
町の至るところにこんな壁がいっぱいあり、立ち止まってばかりで、中々前に進めないぐらいです。
この絵は、ずっと残されるわけではないので、行く時によって見られる絵は変わってきます。
ちなみに、もちろん画家はその家に許可を取って絵を描いているそうです。

6日目

ホテルの近所を散歩し、小さなエルグレコの教会に行き、ホテルのプールサイドでゆっくりと過ごしました。
そして午後ローマへ帰るためにオリビア空港に向かいました。
ポルトチェルボから空港までは約40分。専用車の料金はだいぶ安くしてもらって50ユーロ。
通常は100ユーロくらいかかります。オリビア空港はアルゲ空港とはだいぶ違い、新しく綺麗で立派な空港です。
さすが世界のお金持ちを相手にしている空港といった感じです。
本当のお金持ちはチャーター機もしくは個人所有のクルーザーといったところでしょうが・・。

帰りの便はメリディアナ空港を利用し、所要時間は約40分。
席は決められ、機内ではドリンクサービスがてきぱきと用意され、あっという間にローマへ到着。
到着後、フィウミチーノからローマ市内中心への行き方として、列車利用を試みてみました。
レオナルドエキスプレスで11ユーロで、1時間に2本。
テルミニ駅まで20分なのでタクシーを利用するよりも早く値段も手ごろです。
通常の列車利用だとその半額5ユーロでテルミニ駅もトラステベレの駅も利用可能です。

そして、また日々の業務に戻ったのでした・・・。
まだ日本人もなかなか訪れる機会が少ないサルディーニャ地方ですが、
パーパスジャパンでは、個人旅行のお客様を対象にツアーをご用意しております。
ぜひ、セレブなヴァカンスを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
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<コースナンバー:GON-000094>



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