クロアチアといえば水の美しさでしょう。9月の旅から帰って既に数週間が過ぎてしまいましたが、未だに鮮明に焼きついている湖の色、滝のしぶき、そして海のまぶしさ。
プリトヴィッツェ国立公園は水と魚の王国。湖を覗き込むと限りなく透明な水があふれんばかりに湛えられています。藻の淡いグリーンと木々の濃いグリーンを写した湖面では魚たちが群れをなして泳ぎまわり、ふりかえると数え切れないほどの滝が日の光をうけて輝いています。通りすがりのフランス人観光客が、「ここは先住民に宝と呼ばれていた」と片言の英語で教えてくれました。静かな静かな景色の中で心も水のように澄み切っていく想いがしました。
アドリア海の真珠といわれるドブロヴニク。山深くにあるプリトヴィッツェとは全く趣きが変わります。サファイアブルーの海が目の前に広がり、明るい太陽の光を反射してまばゆいばかり。道行く人もお洒落でリッチなイタリア系美男美女が多く、海辺の高級リゾートです。ホテルのバルコニーから見下ろすと海の底まで見通せます。宮崎駿の映画「紅の豚」の舞台にもなったアドリア海(こちらはイタリア・アドリア海)ですが、本物の美しさにはおよびません。景観は旧市街の赤い屋根がアクセントになって自然だけではない情緒をもたらしてくれます。そういえばこの街は「魔女の宅急便」のモデルでしたね。旧市街は中世の町並みが美しいですが、夜のライトアップの中では建物や石畳が光っていっそう幻想的です。
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他にもうっとりするほど美しいビーチや建物が散在しています。ゆっくりとまた来たいなと思わせる国でした。 |
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