
ラグジュアリーなリヤド特集 @ マラケシュ
リヤドとは、かつてモロッコ人が暮らした伝統的建築様式の邸宅を、
宿泊施設として蘇らせたもので、「リアド」の語意は元来「中庭」を表し、
その名のとおり美しい中庭やテラスを持った独特の造りが特徴です。
喧騒の激しいメディナの小道から、いったんリヤドの中に入ると外界とまったく異なる
静寂と空間が広がっています。質素で素朴な中に温かさを感じるリヤドですが、
近年は、ラグジュアリーな宿泊施設として、華やかでシックなリヤドが誕生しています。
今回は、お薦めのマラケシュのリヤド@ラグジュアリー編をご紹介します。

マラケシュにあるラグジュアリーなリヤド。
建物はメディナに建つ19世紀の邸宅3軒を
統合し、綿密に改装されました。
館内は、陽光と樹木に満ちた迷宮のような趣。
奥へ進むにつれ、中庭や柱廊、
大理石のハマムなどがつぎつぎへ訪れます。
伝統工芸の粋を尽くした空間を彩る
モロカンスタイルのインテリアも評判。
ベルベルの織物や
マシュラビーヤ(木彫パネル)、
吊り明かりといった
古典的な工芸品ばかりでなく、
モロッコ人作家によるモダンアート、
最新デザインも
ふんだんに取り入れています。


2004年にオープンした
オーナーこだわりのこだわりリヤド。
著名なイギリス人ホテリエのウィックスさんが、
引退後、自らのホテル哲学を込めて
築きあげたリヤドです。
場所は、マラケシュのメディナの中でも
古風な町並みが残るエリア。
客室全9室のうち、8室がスイートと、
ラグジュアリー感も一押し。
客室によってテーマカラーが異なり、
インテリアは客室により印象を変えます。
鉄細工や木彫、
ゼッリージュと呼ばれるモザイクタイルなど、
館内を埋め尽くす伝統装飾は秀麗。
客室別に、テラスやルーフガーデンを
設けている徹底さが魅力です。


バイア宮殿が間近という好ロケーション。
18世紀に建造された建物は、
王族由来の歴史的建造物。
バイア宮殿の主であったスルタン亡き後、
妻達が暮らしたハレムだったと伝えられています。
豪奢な中庭、精巧なゼッリージュの床に、
装飾を施した柱が立ち並び、薗置くには
モロッコ式のサロンや噴水が見え隠れ・・・。
入り組んだ館内には、プールやハマム、
テラスも点在するなど、
典型的なリヤドスタイルを引き継いでいます。
客室は、オールスイートタイプ。
マラケシュにちなんだ名前がつけられており、
室内はそのイメージに添った
インテリアで整えられています。


歴史ある2階建ての邸宅を復元し、
伝統的なイスラム建築を輝かせたリヤド。
「天国への門」という名の通りに位置する
このリヤドは、メディアの中心に位置し、
各所へのアクセスも抜群です。
円柱とアーチを重ねる回廊には、涼しげな水の音。
象牙色の壁には、アラベスクや
祈りの模様が層を成し、浮かび上がります。
神聖な雰囲気抜群のスパも併設し、
本格的なモロッコ料理を提供するレストランも美味。
効率よく観光をするなかで、
ゆったりとした滞在もされたい方にお薦めです。
